本補助事業の目的は、学生が希望を持った時間的展望を明確にできるよう図ることであり、一人ひとりが満足できる進路を確保することである。初年度の成果と反省に基づいて、引き続き就職支援のためのプログラムを実施する。「なりたい自分」になるための学生への就職支援には人間力の育成が必要である。各科専攻ごとの特別プログラムをはじめ、全学的な地域文化に基づく順正学の教育やマナー教育、自分を見つめ直すための卒業生によるガイダンスなどの実施、就職シンポジウム「夢につながる人間力の育成」の開催などにより、働くことについて不安を感じている学生に対するエンカレッジ教育を行なう。
平成22年度の補助事業の目的を達成するため、次の内容を実施する。
- ① 4~3月 学生カルテをはじめとする就職支援資料の収集・作成と利用の充実
- ② 4~3月 人間力育成のための全学および各科専攻の特別プログラム
- ③ 10~12月 OB・OGガイダンスの実施
- ④ 6月 卒業生への就職後の満足度の調査と利用
- ⑤ 7月 就職シンポジウムの開催
- ⑥ 4~3月 ITを利用した情報交換による学生支援とプログラムの発信
- ⑦ 1~3月 評価のまとめと利用
本補助事業は、採択された学生支援推進プログラムにおける学生の人間力育成について、環境整備により具体的な就職支援の一層の充実・発展を目指す補助事業であり、内容は以下のとおりである。
- ① 学生カルテを事務統合システム(GAKUEN・Universal Passport)上で作成し、各学生のポートフォリオとあわせて就職支援を総合的に行なうことを可能にする。
- ② 順正学の導入により、地域の歴史や文化に根ざした人間力の育成にも対象を広げ、学士力の涵養のための教育を展開する。「なりたい自分」を見つけるための特別講義を実施し、学生自身の就職感についてエンカレッジ教育を行う。
- ③ OB・OGガイダンスにおいては、卒業生を招いての現場の内容に関するガイダンスの実施により、学生の希望する職業に関する情報の充実を図り、同時に具体的なキャリア教育を行う。
- ④ 卒業後の動向や満足度について調査を行い、本学の取得可能な資格に基づく学生の希望する就職先における現状を把握し、本学における学生教育の取組の改善に反映させる。
- ⑤ 就職シンポジウムを開催し、学生の時間的展望に資する。本プログラムの内容や成果の公表・普及とあわせ、他大学等のキャリア教育との比較・検討を行う。
- ⑥ ITを利用した情報交換による学生支援とプログラムの発信を行う。
- ⑦ プログラムの評価を基に反省と分析を行い、本学の就職支援の充実を図る。
これらを通じて、採択された取組をさらに充実・発展させ、学生の人間力の向上と就職感の充実を図ることが、本補助事業の内容である。
本補助事業は、就職支援の環境整備と実践的人間力育成プログラムにより、「なりたい自分」を学生自らが発見でき、就職後の満足度が高くなることを図るものである。
- ① 学生カルテを事務統合システム上で作成し、各学生のポートフォリオとあわせて就職支援を総合的に行なうことで、一人ひとりの学生に対してきめ細かな就職指導が可能となる。
- ② 前年度に引き続き具体的な資格取得や採用試験のための特別プログラムを実践的に行うことで、学生の持つ力を引き出すことができる。また地域の歴史や文化に根ざした人間力の育成のための順正学を教育の中に位置づけることで学士力の涵養に資する事ができる。
- ③ 前年度の卒業生への調査から、本年度の学生への資料提供やエンカレッジ教育が可能となる。
- ④ 新卒業者への調査により本補助事業の成果として、就職後の満足度と早期離職率の低下が確認できる。
- ⑤ 「夢につながる人間力の育成」についてシンポジウムを通して考えられる。
- ⑥ ITによる情報交換は、保護者とのつながりを含めて複数年に渡り定着し、補助事業終了後も継続できる。
- ⑦ プログラムの総合評価により、本学に適した支援方法として学生が希望を持った時間的展望を明確にできる環境整備が確立できる。